公演日

2024年1月21日(日)午後1時開演(12時15分開場)

会場

銕仙会能楽研修所

107-0062 東京都港区南青山4-21-29
東京メトロ「表参道」駅下車(銀座線・千代田線・半蔵門線) A4出口より徒歩3分

番組

能のお話

狂言「附子」野村裕基

能「土蜘蛛」長山桂三

能の謡と型の体験(子供10名)

*体験は定員に達したため受付を終了致しました。

狂言 附子(ぶす)

主人の留守中、二人の召使いは猛毒の附子が入っているという桶の中身が気になって仕方ありません。用心深く蓋を開けて恐る恐る中を覗き込むと…。一休のとんち話などでもお馴染みの狂言です。

能 土蜘蛛(つちぐも)

原因不明の病気で寝込む源頼光。そこへ怪しい僧侶が現れ、蜘蛛の糸を投げ掛けて頼光に襲いかかります。しかし頼光は名刀を抜き払って反撃し、何とか僧侶を追い払います。頼光の家来、独武者たちが逃げた僧侶の跡を追うと、やがて土蜘蛛の棲み処へと辿り着き、一行は土蜘蛛と激しい戦いを繰り広げるのでした…。土蜘蛛が蜘蛛の糸を次々と投げ掛けて屈強な武士たちと争う、ダイナミックな魅力に溢れた能です。

出演者

野村 裕基(のむら ゆうき)

1999(平成11)年生。野村萬斎の長男。祖父・野村万作及び父に師事。慶応義塾大学法学部卒業。3歳の時に『靱猿』で 初舞台後、子方として国内外を問わず多数の舞台に出演。すでに『三番叟』、『奈須与市語』、22年に『釣狐』を披き、「万作の会」の若手狂言師の一人として舞台を勤めている。能楽協会会員。

長山桂三(ながやま けいぞう)

1976年生まれ。観世流シテ方 故長山禮三郎の次男。八世観世銕之亟(人間国宝)、九世観世銕之丞、及び父に師事。東京を中心に全国の能楽公演に出演するとともに、積極的に講座などを企画立案し、斯道の普及に尽力する。2008年には自身の技芸研鑽の場として「桂諷會」を立ち上げ、昨年の第15回公演では「翁」を披く。また海外公演や復曲能、新作能を問わず、活躍の場を広げる。2017年には世田谷長山能舞台を落成。社中の会として「桂諷会」を主宰し、東京都(世田谷・南青山)、神奈川県(小田原)、埼玉県(熊谷)の各地で愛好者の指導にあたる。銕仙会所属。能楽協会会員。日本能楽会会員。重要無形文化財総合認定保持者。

オフィシャル・ウェブサイト https://www.keizou.net/

狂言 附子

シテ
アド
小アド

太郎冠者

次郎冠者
後見

野村 裕基
金澤 桂舟
岡  聡史
中村 修一

能 土蜘蛛

前シテ
後シテ
ツレ
ツレ
トモ
ワキ
ワキツレ

アイ


土蜘蛛ノ精
源頼光
胡蝶
頼光ノ従者
独武者
従者
〃 
独武者ノ下人


小鼓
大鼓
太鼓

地謡





後見

長山 桂三
  〃
観世 淳夫
鵜澤  光
長山 凜三
大日方 寛
御厨 誠吾
小林 克都
中村 修一

栗林 祐輔
観世新九郎
柿原 弘和
林 雄一郎

観世銕之丞
馬野 正基
北浪 貴裕
武田 祥照
小早川泰輝
武田 崇史

浅見 慈一
安藤 貴康